保証ファクタリングの手続きの手順

保証ファクタリングとよばれるものは、取引先に対する売掛債権などを保有している場合に、銀行やクレジット会社などの系列のファクタリング会社の保証をつけて、取引にあたってのリスクを軽減するというしくみのことをいいます。こうしたしくみを利用していた場合には、万が一にも取引先の経営が破綻してしまうような事態があったとしても、保証限度額の範囲内で、その債権が守られ、ファクタリング会社から支払いを受けることができます。この保証ファクタリングを利用する場合ですが、通常の流れとして、まずは業者と基本契約とよばれるおおもとの契約を締結することになります。その後、保証を希望する取引先のリストを提出して、個別に保証が可能かどうかといった審査に移ります。

取引先とはいっても信用度はそれぞれ違いがあるものですので、この審査によって、どの程度までの保証が可能になるのかという、保証限度額が決定されることになります。審査の結果になっとくができれば、いよいよ個別の契約を申し込み、保証が開始されることになります。保証にあたっては、一定の保証料が必要となりますので、その金額を業者に振り込むことによって、一連の手続きはとりあえず終了となります。途中に審査などをはさみますが、法人登記簿などの必要な書類などをそろえれば、手続き的にはそれほどむずかしいものではありませんので、貸し倒れリスクに備えるためにも、利用をする価値はあるといえるでしょう。

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